平成27年2月20日に実施した在学生との交流「塩野義製薬(株)工場見学会」の報告です。
工学部同窓会創設50周年記念事業の一環として平成22年度から始まった在学生との交流会も5年目を迎え、今年は塩野義製薬(株)摂津工場さまを見学先として以下の内容で実施しました。
〈実施日〉 平成27年2月20日
〈参加者〉 40名 (懇親会 33名)
在学生 35名
教員 2名
会員・役員 3 名
〈スケジュール〉
14:00塩野義製薬株式会社 摂津工場着
・大阪市立大学工学部あいさつ
・講演:塩野義製薬(株) 設備設計部門 井原雅文氏(機械・S62卒)
・見学:経口剤の製剤・包装の製造工程
・工学部同窓会あいさつ
17:00頃 千里丘駅前に移動後、懇親会
「在学生との交流会」は、先輩の同窓生が勤務する勤務先の工場等を見学先にさせて頂き、工学部出身者が所属する企業の見学と、先輩との交流を通じて、エンジニアとして社会に出ようとする学生諸君にさらに見聞を広めていただくことがコンセプトになっております。今年も塩野義製薬(株)にお勤めの先輩からの説明を受けながらの製剤・包装工程の見学を行い、講演では、専門的な話、業務の話に加え後輩に対するアドバイス等、盛りだくさんの話を聴くことができました。見学、講演のスケジュールのすべての場面で、市大工学部で学んだ先輩と後輩という意識から、先輩の話にも熱が入り、それを聴く後輩の興味も倍増します。見学後の懇親会では、在学生、見学先企業の先輩、工学部教員、そして同窓会理事の合計33名が集い「大阪市立大学工学部」を核とした賑やかな交流の輪が広まりました。
先輩がいる会社を見る・先輩の話を聴く・懇親会で先輩と交流する。の3つがセットとなったこの「在学生との交流会」は、学生諸君にとって有意義であるばかりでなく、大学・学生と同窓会をつなぐ意味においても、大変意義深イベントとなっており、今後も継続していこうと考えています。
同窓生の皆様には、是非、後輩たちにご自分の会社を見せてやっていただければと思います。ご協力を宜しくお願い致します。
吉田 稔 〈機械・S52卒・副会長〉