化学バイオ工学科の近況

トップ > 化学バイオ工学科の近況

工学研究科教授・化学バイオ工学科主任教授

               山田 裕介

 

 卒業生の皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し 上げます。

 まず学科の近況です。2018年4月に化学とバイオの研究領域の融合をより進めていくことを目的として、新たに化学バイオプロセス領域を立ち上げました。そのうち、反応化学工学分野は米谷准教授が教授に、生物化学工学分野は五十嵐講師が准 教授にそれぞれ昇任して担当しております。
 学科教員の異動ですが、3月に高分子科学分野の 西山特任助教が、㈱トクヤマに転出され、後任とし て甲田特任助教が着任しました。7月には創薬生命 工学分野に伊原特任助教が着任し、10月には生物分子工学分野の中西講師が准教授に昇任されました。 また、昨年度まで副研究科長であった長﨑健教授は、 4月より研究科長になられて益々ご活躍です。
 研究活動も活発に行われており、今年度も学科教 員に数多くの賞を授与されております。一部を紹介
しますと、佐藤准教授、北川助教がそれぞれ南部陽 一郎記念若手奨励賞、また、堀邊教授が電気科学技術奨励賞を受賞しております。さらに教育面においても辻教授が本学教育後援会「優秀テキスト賞」を受賞しております。
 今年度の学生の就職内定状況ですが極めて順調で、 まるでバブル景気の頃のようです。ただ、当時と違 うのは学生が浮かれていないところです。当時、大学は「レジャーランド」などと揶揄されておりまし たが、近年では講義に学生からの評価を反映させるなど大きく様変わりしたおかげか、目的をはっきり 持って真面目に勉学に励む学生が増えています。
 最後になりましたが、卒業生の皆様の今後、益々のご活躍を祈念いたしますとともに、引き続き本学科へのご支援とご鞭撻をよろしくお願いします。

TOP